ブリテン諸島史、イギリス文学漫画リスト

 ブリテン諸島を舞台とした漫画をちょっと集めてみた。

自分用の備忘録。これから出会う度に増やしていきます。

とりあえず今回はあまりにもパラレルワールドっぽいもの、どうみてもイギリスなのだけれど架空の国の名前をあててあるものは外しました。

いわゆる学習漫画も外してあります。

多くの国を行ったり来たりする作品でイギリスも少し出てくる、とような作品は今回除外してあるのですが、『T・E・ロレンス 』だとか『エロイカより愛をこめて 』であるとか入れるべきなんじゃないか、という作品もあり、今後どうするかは未定。

 もう一件。国で切っちゃうと色々と不都合が出るのですが(たとえばインドを舞台とした『蒼のマハラジャ 』なんて、本来は入れるべきなんですよね)あえて地理で狭めてあります。そうしないともう収集がつかなくなりそうなので。

 

BC55〜 5世紀(ブリタンニア時代)

 

クリスタル☆ドラゴン (Vol.1) (秋田文庫)

クリスタル☆ドラゴン (Vol.1) (秋田文庫)

 

読み始めると引き込まれるのに完結してくれない大作。アイルランドケルト人の少女がヒロイン。

 

11世紀 

 

ヴィンランド・サガ(1) アフタヌーンKC
 

 

14世紀

 

 

ガーター騎士団 -Splendour of King- 1巻

ガーター騎士団 -Splendour of King- 1巻

 

 

ガーター騎士団 -Knights of the Garter- 1巻

ガーター騎士団 -Knights of the Garter- 1巻

 

 

 

 基本スペインを舞台とした漫画ですが外伝最初の話がチョーサーだとの情報を頂きました。@saru_matryoshka さん、ありがとうございました。

 

 

15世紀

薔薇王の葬列 1 (プリンセスコミックス)

薔薇王の葬列 1 (プリンセスコミックス)

 

シェイクスピア『リチャード3世』の漫画化

 

未読だけれどぜひ読みたいのが森川久美『天の戴冠』薔薇戦争、リチャード3世を取り扱っているとのこと。『春宵曲』所収。

 

春宵曲 (あすかコミックスDX)

春宵曲 (あすかコミックスDX)

 

 

 

マリ-・ブランシュに伝えて (花とゆめCOMICS)

マリ-・ブランシュに伝えて (花とゆめCOMICS)

 

 こちらも未読。薔薇戦争時代にタイムスリップする話。

 

16世紀

 

 

風の王宮 (プチフラワーコミックス)

風の王宮 (プチフラワーコミックス)

 

 未読。メアリー・スチュアートを扱った作品。

 

女王エリザベス

女王エリザベス

 

 大御所が描くエリザベス女王。この長さに納めるにはちょっと無理があるのかもしれない。女王を愛するロバート・ダドリーの苦悩が見所か。女王となったエリザベスが普通の女の枠組みから外れるという描写は England's Elizabeth: An Afterlife in Fame and Fantasy で分析された多くのエリザベス表象に連なるかな。

 

7人のシェイクスピア 1 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

7人のシェイクスピア 1 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

 

 

 

18世紀

 

ポーの一族 文庫版 コミック 全3巻完結セット (小学館文庫)

ポーの一族 文庫版 コミック 全3巻完結セット (小学館文庫)

 
ポーの一族 (1) (小学館文庫)

ポーの一族 (1) (小学館文庫)

 

言わずとしれた名作。かなり長い時間を描くのだけれど、最初は18世紀。

 

 

 

 

 こちらも未読。 @saru_matryoshkaさんから情報を頂きました。

 

イギリスといえば、航海、船!船!

コランタン号の航海 ─ アホウドリの庭 (ウィングス・コミックス)
 

 

 

19世紀

 本当に19世紀は作品が多い。そしてロンドンに集中している。絶対に誰かが工業都市をテーマに描いていそうだと思うのだけれど・・・・ウェールズスコットランドアイルランド辺りも舞台にしてくれないかな。もちろんヨークシャーも。

 

 

 

それは常世のレクイエム~夢みるゴシック~ (プリンセスコミックス)

それは常世のレクイエム~夢みるゴシック~ (プリンセスコミックス)

 

 

 詩人バイロンが登場します。

 

バジル氏の優雅な生活 (第1巻) (白泉社文庫)

バジル氏の優雅な生活 (第1巻) (白泉社文庫)

 

 想像された19世紀のイングランド。ただただひたすら美しい。

 

レディー・ヴィクトリアン 1

レディー・ヴィクトリアン 1

 

 美しい貴族の令嬢は実は下町出身の男性小説家だった?

ドリーナ姫童話―クイーン・ヴィクトリア冒険譚 (プリンセスコミックス)

ドリーナ姫童話―クイーン・ヴィクトリア冒険譚 (プリンセスコミックス)

 

 ヴィクトリア女王を題材にした表題作他。(ドリーナ姫、と呼ばれているのがアリクサンドリーナ・ヴィクトリアである)

 

Under the Rose (1) 冬の物語    バースコミックスデラックス

Under the Rose (1) 冬の物語 バースコミックスデラックス

 

 春の讃歌あたりまでは読んだはず。お屋敷の暗い秘密。

 

 

伯爵カイン 第1巻 (白泉社文庫 ゆ 1-11)

伯爵カイン 第1巻 (白泉社文庫 ゆ 1-11)

 

 

 

月の出をまって―うるわしの英国シリーズ (Flower comics special)

月の出をまって―うるわしの英国シリーズ (Flower comics special)

 

 

女神さまと私 1 (フラワーコミックススペシャル)

女神さまと私 1 (フラワーコミックススペシャル)

 

 少し不思議なエピソードを交えて描かれる優雅な生活。

 

 

黄昏の楽園 1 (プリンセスコミックス)

黄昏の楽園 1 (プリンセスコミックス)

 

 19世紀末のロンドン。日本人の能力者の少年とイギリス貴族の少年。

 

寄宿学校ではこちら。

 

ガーフレット寮の羊たち 1 (プリンセスコミックス)

ガーフレット寮の羊たち 1 (プリンセスコミックス)

 

 

この時期を舞台とした漫画やラノベは結構貴族中心になるのだけれど、こちらはメイドさんと新興のお金持ち、というとりあわせ。

 私のお気に入りはクリスタル・パレスのストーリー。漫画というメディアの強みをこれでもかというほど感じる。

 

 

クリスティ ハイテンション1 (MFコミックス)

クリスティ ハイテンション1 (MFコミックス)

 

 ホームズの姪クリスティを中心に描かれる。

となると、これも。

 

Dearホームズ 1 (ボニータコミックス)

Dearホームズ 1 (ボニータコミックス)

 

 ドールハウスの人形にやどるホームズの魂。

 

 

憂国のモリアーティ 1 (ジャンプコミックス)

憂国のモリアーティ 1 (ジャンプコミックス)

 

 ホームズではなくモリアーティを真ん中に据えたか、と。

 

 

 

20世紀

 

 

プリーズ、ジーヴス 1 (花とゆめCOMICSスペシャル)

プリーズ、ジーヴス 1 (花とゆめCOMICSスペシャル)

 

 ウッドハウスの漫画化。この絵柄とストーリーの組み合わせは絶妙、だと思います・・・

チムニーズ館の秘密 (クイーンズコミックス)
 

アガサ・クリスティ作品の漫画化。

コルセットに翼 1 (プリンセスコミックス)

コルセットに翼 1 (プリンセスコミックス)

 

 始まりは19世紀末なのだが、この作品の見所の一つであるヒロインの成長は途中で20世紀に突入するという時代背景が鍵のような気がするのでこちらに。

 

 

キャンディ・キャンディ 全6巻文庫セット

キャンディ・キャンディ 全6巻文庫セット

 

 なにげに途中でロンドンの聖ポール学院で教育を受けているキャンディ。20世紀初頭の物語なので第一次大戦で死亡するキャラクターがいたりと実は歴史色が・・・。

 

愛蔵版 銀曜日のおとぎばなし 1

愛蔵版 銀曜日のおとぎばなし 1

 

 実は舞台がイギリス。1980年代だったのではないかしら。登場する人たちの格好が本当に80年代ぽいおしゃれで懐かしい。

 

 

残酷な神が支配する (1) (小学館文庫)

残酷な神が支配する (1) (小学館文庫)

 

 

 

マダムとミスター (第1巻) (白泉社文庫)

マダムとミスター (第1巻) (白泉社文庫)

 

 これはイギリス郊外が舞台。コンピュータが出てくるので現代だと思うのですが、衣装は比較的古め。